高強度地盤改良工法(CRM-P)
掘削土再利用連壁(CRM-W)工法の応用技術で、自ら掘削した掘削土を再利用して産業廃棄物の低減を実現したエコで高強度な改良地盤を構築する工法です。
高強度地盤改良工法
(CRM-P)の特徴
高強度地盤改良工法(CRM-P)は、根入れ部が岩盤等で掘削土再利用連壁が施工不可能時に対応している大口径柱列ソイル工法からの発展技術で、その特徴は、
品質
- (1)高圧噴射攪拌工法では確実な強度が期待し難い地盤でも、地上プラントにて混合するため確実に要求強度が確保できるため、重要構造物周辺の地盤改良に適している。
- (2)強制二軸ミキサーにて混合するため、品質が比較的均一でVs=700m/secを確保可能。
環境保全
- (1)自ら掘削した掘削土を、ソイルセメントの骨材として再資源化できる。
- (2)再資源化する事で運搬車両を低減しCo2を削減てできる。
経済性
- (1)高圧噴射攪拌工法の排泥が産業廃棄物処分なのに対して、CRM-Pの発生残土は一般残土で、且つ再資源化により掘削土処分費が低減できる。
- (2)現場プラントのため、打設時間が任意に設定可能。
- (3)原位置混合攪拌工法と違い、地上プラントで製造するため、攪拌効率が良くセメント添加量が低減できる。
施工フロー
ソイルセメント製造プラント